12日。

ジュリアン君はマルゴちゃんとじっくり向き合っている様子。
マルゴちゃんも、そんなジュリアン君に大分心が傾いてきているような？

この日はアレク姉ちゃんの出産予定日。

アリベルト君、どうした？
自宅を覗いているように見えるけど、実はここは空き家。


全然関係のない話題を出してきたり。緊張しすぎじゃないかな。

心配になって家に行って姉ちゃんの様子を確認。

うん、大丈夫そうだ。

ジュリアン君は、ここまで来たらマルゴちゃんと添い遂げる覚悟だろうし、
アリベルト君もパパになろうとしている。

僕もそろそろなのかなぁと考えながらデートしていたら


また先に言われてしまった！

もう抑えきれない。


テレーザさん、無事避難。

しかし


いいところで夫婦デートの人たちがやってきてしまった。

デート後、日課の訓練をするためにティルグへ。
実はヴォルス連続3年目が悔しくて、デートの後はひたすら訓練している。

訓練しながら今日のデートを振り返って考え事。
僕もそろそろ覚悟を決め……いやいや、覚悟自体はもうずっと前から出来ている。
後はそれを告げる勇気を出すことができれば！

水を飲んで休憩していたら、トントンと肩を叩かれた。

わ！セイディちゃんのお母さん。ここで断るわけにはいかない。

が、残念ながら場所が空いていなかったので、
空いた頃を見計らってこちらから改めて練習試合を申し込む。

パウリーネさんは、僕が小さい頃はティルグ員だった。
初めてジュリアン君の誕生日に行った時、
そう、僕がセイディちゃんに出会った日は黄色い制服を着ていた。ふとあの日の記憶が蘇る。

さすがDD杯決勝進出最年少記録保持者。簡単には勝たせてもらえない。
でも最終的には少しの点差で僕が勝った。

そうですね。おかげで気持ちもすっきりしました。

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13日。今日の行き先はもう決めてある。


こんな風に待ち構えていたら、僕が何を言おうとしているのかバレバレだと思うけど

いつも言いたいことは先に言われていたから、形にこだわるのはやめた。

直球勝負で。


OKをもらえた。


式は3日後。結構急な話。でも早くセイディちゃんと家族になりたい僕には、渡りに船。

神官様と巫女様が見ていないうちに。

段々タイミングを見計らうのがうまくなってきた。

昼から、今年のリーグ戦開始。

セイディちゃんが応援に来てくれている！頑張らなくては。（さりげなく母さんもいる）

とはいえ僕は騎兵長。試合が出来るかどうかはわからないなと思っていたけど、
アルバスの軽騎兵エド君が、アーノルドさん、ロザミアさんに連勝。

でもまだまだだな。

続くマルゴちゃん、レイアムちゃんも倒してヴォルスの勝利。

「婚約者」が見ている試合で負けるわけにはいかないよね。

今年も恒例の

騎将さんとの試合後の挨拶。

帰宅後にカレンダーを確認。

16日に輝くダブルのハートマークが！見ているだけでにやけてしまう。

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14日。久しぶりに母さんと朝ごはん。ちなみにメニューは、僕が作ったフルーツサンド。

あと数日で、この家に一人残していくことになるんだなぁ。
婚約自体は嬉しいけど、複雑な気持ち。

今日は天空の道へ。

再びここでデートができる頃まで、ずーっと仲良くしていようね。
その後もたくさん出かけよう。

今日はジュリアン君とアリベルト君が所属するグラウスとの試合。
残念ながらジュリアン君はロザミアさんに敗北。
グラウスとヴォルスが交互に勝つ形で、最終的には騎兵長同士の対戦。

悪いね、アリベルト君。

夕方。こんな時間からデートに行くジュリアン君とマルゴちゃんに遭遇。


気になったのでついていってみると、

なんとマルゴちゃんからプロポーズ！結婚式の予約は206年8日の昼。
くっ、16日の昼に1組入っていなければ一緒の日に結婚式を挙げられたのに。

なにはともあれ


お互いの結婚を祝して！

しかしよそ見しまくりのマルゴちゃんからプロポーズされるまでに持っていくとは、
よく頑張ったなぁ。

相変わらずのポーカーフェイス。でも実際は大変だったと思う。

いつものように、帰りは一緒に。

僕が引っ越したら、こんな風に帰ることも出来なくなってしまうのかな。
新居もせめてメイビ区内だといいんだけどなぁ。

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15日。今朝は秘蔵の卵を使ったオムレツ。

母さん、ここのところ、酔っ払って病気になっていることが多いけど大丈夫なのかな。

グレース姉ちゃんが二人目の出産なので、応援に。

いやまぁ、二人目だし大丈夫とは思うんだけど。

始終浮かれ気味の僕と真面目なセイディちゃん。

幸せだなぁ……ってこれ前に言ったな。

今日のデートも乱入者が。

あ、16日昼の予約はコナリー君と、見えないけどマリカちゃんだったのか。
この二人も待ち合わせしているのをよく見かけたからな。

デートが終わったら丁度試合の時間に。

セイディちゃんが追いかけてきてくれたから、応援に来てくれるのかな！と思ったら


別のティルグに向かって走っていっちゃったよ。ｼｮﾎﾞｰﾝ(´・ω・｀)


彼女が見ていなくても頑張るけどね。

本日、独身最終日。夜はどうやってすごそうかと悩んだ結果


こうしてみた。たまにはこんなのもいいよね。前は断られたけど、今日は快く承諾してくれた。

これって、誘った方に縁のある酒場に行くのかな？

セイディちゃんが酔いどれ騎士亭に向かって行ったのでちょっと驚いた。

王家やティルグの制服の人の中、ローク服の婚約者連れは目立つ目立つ。

なんて自意識過剰なだけか。折角だから皆に紹介してみたり？

一緒に帰る。

今日は家の前でお別れ。
ジュリアン君も一緒に騒いでいたのに、何故そんなところでヌルギ持って立っているのかね？

母さんは、今日も病気になって帰ってきた。

酔っていないようだから、働きすぎなのかも。
せめて食事はちゃんとできるように、料理をいくつか作って棚に入れておいた。

[6回]

6日。今日は再びほとりの広場でデート。
実は前回ここに来た時、恋人として一歩先に進んでみようとしたのだけども、
「まだ早いよ」と断られてしまった。

そりゃそうだよね、僕焦りすぎだよね、とか思ってたのに

なんと今日はセイディちゃんから！ええっ？

断ってしまった。もったいないことを。
いやいや、やっぱりこういうのは男の方からとか思ってたし。
なんていかにもな言い訳をしてみる。

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7日。待ち合わせ場所に向かおうと、自宅を出て少し歩いたところで

本気の顔で冗談言ってる？

しかも

ジュリアン君の目の前で。固まっちゃってるよ、ジュリアン君。ああもうどうしたらいいんだ。


何事もなかったかのようにデートに誘うマルゴちゃんと、喜んで誘いに応じるジュリアン君。
ジュリアン君が大人なのか、そういう子だと割り切っているのか。

さて、気を取り直してセイディちゃんとデート。
今日は思い切って

テト海岸に行ってみることにした。

テト海岸はナルル王国の隠れた名所の1つで、そこにカップルで降り立つと、
老いも若きも恋人以外は見えなくなってしまうという恐ろしい場所。
僕も小さい頃からたくさん目撃してきたから、あそこに行くとどうなるかは知っている。

でも、そろそろ僕たちも行ってみてもいい頃だと思ったんだ。

だから、思い切って飛び込んでみた。

やったー！


やってやりましたよ！！テト海岸最高！

デートが終わった後、急に走り出したセイディちゃん。

呼び止めても振り返らずに走っていく。

これはもしかして

さっきの続き？


まてまて～。


つーかまーえた！



ごめん、僕がどうかしていたよ。こんなに人がたくさんいるところで。
きっと初めてのキスと、テト海岸の魔法のせいだ。うん。


僕もおとなしく自分のエルグで放生の日に参加した。

それでもやっぱりふわふわと浮いているような気分。
だってだって、僕たちついにテト海岸で追いかけっこしちゃったんですよ？
しかもその前には･･････えへへへ。

仕事も訓練も手につかないので、ぶらぶらと歩いていたら

ティルグに向かうセイディちゃんを発見！追いかける。

噴水の前には誰もいない！ここならいいかな？

えへへ。

その直後。

ジュリアン君を始め、ぞろぞろと人が。あぶないあぶない♪

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翌日から

デートの最後はキスで〆。誰も僕たちを止めることはできないっ！

セイディちゃんのことが好きすぎて歯止めがきかなくなってるのは否めないな。
まだ彼女が成人してから2回目の休日なんだけど、先のことも具体的に考えたりするわけで。

今日結婚するジルダさんに

コッソリ胸の内を告白してみる。


お墨付きをいただいた。


ジルダさんとマリリンさんは念願の挙式。1年以上前の予約だったからね。
挨拶してたジェマイマさんは、式が終わった後に確認したらデ・ガスペリさんの方だった。
年齢も近いし、ずっと仲良しさんだったんだろうな。

親友に祝福されながらの挙式っていいなぁ。

夕方には

ジミー君とデイジリーさんの結婚式が。
よかった、モテ女王のデイジリーさんがその気になってくれて本当によかった。
友人代表に選ばれたので、心を込めて祝福の言葉を贈った。

後はデイジリーさんを追いかけていたラファエルさんがタリアさんと
うまくいったらいいなぁ。

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9日。ジミー君の結婚が嬉しくて一人で飲んでいたら、朝までお酒が抜けず。

今日はまかせた。


到着したのは妖魔の森。僕たち別にややこしい関係じゃないけど、来てもいいのか。


酔ってるためか場所のせいか知らないけど、もやーんとした返答をしてしまう。


どっちや！

夕方、新婚のジミー君からお誘いが。

お祝いしないとね～。


連れて行かれたのはカゾンの大顎亭。


久しぶりで懐かしいな。

今年のマスターはペリーヌさん。エルグ長と兼任。

数日前に男の子を産んだばかりで、仕事は大変そう。でもよかった。おめでとう。


もちろん、定番メニューはしっかりおいてある。

おっと、ジミー君のお祝いで来たんだった。


ごちそうさま♪

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10日。もういい加減、毎日のデート報告はいらないと思っている方もいらっしゃるのでは？

でもやーめないっ。今日も妖魔の森へ。


今日は僕の方から言ってみる。


幸せだなぁ～。ぼかぁ死ぬまでキミを離さないぞ！

[8回]

1日。あけましておめでとう！

子供の彼女と挨拶するのも今日が最後。


さりげなく成人の儀に参加。後ろの方なら、親族以外がいても大丈夫かな。

さて、エルグ配属。

残念ながら、セイディちゃんはローク所属に。

つつがなく式も終わり、

ハツラツの花を植えるセイディちゃん。
成人後の彼女の姿が気になる。どんな風に成長したのだろうか？

ドキドキしながら話しかけてみた。

あまりにかわいくて、本当は場所とかタイミングを考えようとか思っていたのに即告白してしまった。


よかった。こちらこそ、今日から改めてよろしく。

現場をマリウス君に見られてた。彼も花を植えていたから当たり前なんだが。


セイディちゃんの恋人欄に、燦然と輝く僕の名前！
ずっとこの日を待っていた。明日は一緒に出かけようか。


やったー！

僕の浮かれっぷりは隠すことが出来なかったらしく


調子どう？って聞かれまくり。いいに決まってるじゃないか！

そしてこの人からも。

ちょっと複雑な気分。

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2日。大人になった彼女は僕のことを

「クラウゼさん」と呼ぶ。

大人と子供の会話では殆ど名前を呼ばない。
稀に呼んでも姓だったので、名前で呼んでもらえると凄く嬉しい。

セイディちゃんと約3年ぶりのデート。そして初めての大人デート。
今日はアクティカ城に行ってみようか。

実際、ティルグの賞金などで貯金はあるんだ。
君が望むなら本当に住まわせてみせるよ。

楽しいデートの後は仕事始め。

コデルロスさんは今年も張り切っているなぁ。

それに引き換え


この夫婦はｗ


母さんもか！


逆ハーレムエルグ長も健在。

夕方。今年は特に心配していなかったけど

無事ティルグ員継続。昇格できているのかな？

騎将、今年も頑張りましょう！


そしてついに

グレース姉ちゃんが、念願のノームス入隊を果たす。おめでとう！


アレク姉ちゃんもしっかり残っていたので、姉弟全員でノームス所属に！！

あとは同じチームになれたらいいのだけど。


ヴォルスからバイツに上がったのは

メイジーちゃんだった。

そして


グレース姉ちゃん、いきなりバイツの騎兵長に抜擢。
頑張った甲斐があったね。

でも残念ながら、僕は一人でグラウス隊。

しょぼーん。

対戦チームの面子に

親友が残っているのがせめてもの救い。
今年もがんばるぞー。ぉー。

家に帰る途中でセイディちゃんに会った。

飲みに誘える！彼女が大人になったことを改めて実感。
ちなみに僕は子供の頃と変わらず「セイディちゃん」と呼んでいる。
長年そう呼んでいたし、急に変えるのはなんか変だと思うし。

で、お誘いの返答はというと

断られた。僕が落ち込み気味なのを見破られたか。
楽しい気分で飲みに行く方がいいよね。機会を改めることにしよう。

帰宅すると珍しく母さんがいた。
というかあれだ、酒場のマスターではなくなったから、帰宅が早くなったんだった。

何も言わずに焼きたての宝珠パイを出してくれた。ありがとう、母さん。
お礼にこのヌルギをどうぞ。

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3日。突然の告白。

いやまぁ、それは事実だけど。「おまえ」とか言われてちょっと面食らった。
マリウス君はグイグイいくタイプだな。

今日のデートはいにしえの広場。

幸せすぎて困っちゃう。

－－－－－

4日。セイディちゃんに話しかけると、ついデートに誘ってしまう。
お誘いの台詞を言えるのが本当に嬉しくて。

というわけで今日はほとりの広場でデート。

そうだね。ジュリアン君とかヴァシリーさん達と一緒にくるのもありかな？とか思っていたら


え、家族ってそっち？うわー。どうしよう。嬉しいけどびっくり。


焦りは顔に出さずに頑張った。うん。
そういえばセイディちゃんって意外としっかりしているんだった。

付き合い始めてからまだ数日。
だけど結婚の話が出てくるのは、あの約束をずっと覚えていてくれたってことかな？

ティルグに訓練に行ったら、マリウス君を見かけたので

技を伝授してあげようと思ったら


キッパリ断られた。

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5日。今日は再びアクティカ城でデート。
デートの後に

お誕生日のお祝い。


それ、成人直後の子が言う台詞じゃないよ。

[4回]