21日。楽しみにしていた朝食。

昨夜のスープじゃなくて、何故かパン。
でも結果的に朝食らしいメニューになったので問題なし。

同級生唯一の独身者となってしまったニエヴェスちゃんにも春が。

ベン君はユリアーネちゃんの弟君（だから本当は殿下と呼ぶべき？）で、セイディちゃんの同級生。

お互い想いが通じているみたいなので、
近い将来、ニエヴェスちゃんもクリート・エルグ員になるんじゃないかな？

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22日。

朝一の質問に、ようやく素直に答えられるようになった。

日課の訓練中、珍しくジュリアン君からお願いが。


うむ。そういうことなら

来年、また同じリーグだった時のために、お互い鍛えておこうじゃないか。

この夜はセイディちゃんの試合がある。

ちゃんと応援に来ている例の二人。エスモンド君なんて光り輝いているよ。

僕は夫として、きっちり最前列をキープ。

したつもりが、対戦相手側だった。向こうガラガラなのに…ごめん。

セイディちゃんが登録したのは、以前パウリーネさんが所属していたシルフィスの剣士決定戦。
ということは、かつての僕と同じ夢を持っているということかな。ちょっと嬉しいな。

対戦相手のミミさんは、パウリーネさんのお母さん。
つまり、セイディちゃんにとってはおばあちゃん。

母さんが移住した頃からアクアス・ティルグに所属していたそうで、騎士経験もある。
ステータスはオール200超え。これは初戦の相手としてはかなり厳しい。

が、

意外にも、セイディちゃん優勢で試合が進み

無事勝利。

おめでとう！

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23日の夜は、パウリーネさんがアクアスの試合にエントリーしていたので

セイディちゃんと一緒に応援。
今度は席を間違えなかったぞ。あ、ミミさんもいる。

ボーレットちゃんもこちら側に来ているけど、君の旦那さんは向こう側だ。

昨日のセイディちゃんの試合の時や以前にも話した通り、
パウリーネさんは元シルフィス・ティルグ員で、DD杯決勝進出最年少記録保持者。
残念ながら騎士にはなれなかったものの、今でもティルグの掲示板上にその名を残している。

サジナ家の女性って、武術の才能があるとか？


試合の結果は、残念ながらパウリーネさんの負け。
ティルグ員辞めてから数年経っているからなぁ。

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24日。夫婦揃って聖歌を歌いに行く。

歌声は父さんのところに届いただろうか？僕、結婚しましたよ。

大食いコンテストにも出場。今年は隣の席が王様で緊張。

妙に大きな声で挨拶をしてしまった。

そして優勝してしまった。


夜はセイディちゃんの2回戦。

今日の相手のマジョレーヌさんは不思議な経歴の持ち主。

シルフィスの軽騎兵になったものの、1年でクビに。
5年後に突然地の騎将に任命される。
地の騎将を2年間務めた後、1年間だけ水の騎将になる。

全ティルグの制服に袖を通している、ある意味ティルグ通。

実力は全然わからない人だったけど

結構強いみたい。残念。

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25日。疲れを癒すには甘いもの、と思って夜の間に黄金プリンを作っておいた。



スープとの食べ合わせはともかく、二人で食べれば幸せ♪

[7回]