※いつもより妄想多めの内容となっております。

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お昼に話してから、何をしていたのかはよく覚えていません。
出産大変だったねって、ずっと一緒だよって話したのは、数日前です。
一昨日に初めての結婚記念日を迎えたところなのです。

なのになんで改まって幸せだったなんて話す必要があるのか…。
理由を推測することはできますが、心が付いてこないのです。

待ち合わせがあるので、昼4刻にはハールの庭園に向かいました。

こんな日に限って、プロスペルさんはなかなかやってきません。
昼の会話が気になって、全てが不安に思えてきます。

4刻になってやっと現れたと思ったら、



劇場に行こうというプロスペルさん。今までラナンの橋か墓地しか選ばなかった人なのに。


それが言いたくて、この場所を選んだのでしょうか？

この日から3日間、デート先を全てお任せにしたのですが、
翌日はラナンの橋に、


そして翌々日は墓地で。

3日間で全てのデート場所を巡ってしまいました…。
この台詞が、今までとは違って聞こえます。

数日間、上の空状態で行動していたので、チガントさんの結婚式に遅刻してしまいました。
ごめんなさい、チガントさん。

こそりと最前列に座り、目の前で執り行われる式を眺めていました。
後から考えると、アンジェリンさんに申し訳ないことをしました。深い意味はなかったのですよ。

この数日、プロスペルさんから話しかけてきたときは、例の会話か、

結婚して幸せ？と聞かれるだけでした。

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翌日、朝食を食べてジョアン君にミルクをあげた後、


出かけようとしていたところを引き留めて、公衆浴場に行きたいとわがままを言いました。

一旦断られたのですが、この日は再度お願いして行くことに。


プロスペルさんが「ぬるいな～」と言うようになったのは、今年に入ってからです。
最初はお湯の温度が変わったのかなと思ったのですが、王宮前の看板を見たところ、適温のままでした。
この日もやはり、何度か移動してはぬるいと言っていました。
体調の変化は、年明けには始まっていたのですね…。

それで納得できたことが一つあります。
ジョアン君が生まれた時、プロスペルさんが提案してきた名前（=デフォルト名）は、
二人の名前から一文字ずつ取って入れた名前だったのです。
その法則で名前を付けると、次の子以降が大変になることもあってやめたのですが、
こんな理由があったなんて。

星祭りの話題が出てくる時期です。

調子を合わせて話をしていますが、素直にお祭りが来るのを望める気分ではありません。
流れる時間を止めたい。星祭りなんて来なければいいのに。

でも一応、リースは飾っておきました。

去年もそうでしたが、プロスペルさんは星祭りのリースは飾ってくれません。
たまたまなのか、何か理由があるのか、それとも…。

農場員としての仕事も一応していますが、手が勝手に動いているだけです。


ぼーっと仕事をしていたら、深夜になってしまいました。
雨の降る帰り道、


後ろから呼び止められて

久しぶりに、笑ってチューしようと言うプロスペルさんを見て、ようやくカコは心を決めることができました。

何を言われても、出来る限りいつも通り笑って過ごそうと。

いつも先回りして決めてしまうプロスペルさん。
なにもこんな時まで、一人で全部抱え込む必要はないのです。
あの日、二人で誓い合いましたよね、「良き時も悪き時も互いに敬い、支え合い、生涯変わらぬ愛を」と。

そうはいっても、

上手く笑えないことも、時にはあったりするのですが。

あまり日常生活を変えないように、でも隣にいる時間はちょっとだけ長めに。

一緒にのんびりと釣りを楽しむことが多いです。

この後、いつも通りデートをして一緒に帰ったのですが、帰宅後に出かけたプロスペルさん。
向かった先は、テオドラさんの家。奥さんのルイディナさんの出産日でした。

時間帯のせいか、「出産おめでとう」という会話ではない上に、
テオドラさんが重なって肝心のお子さんが見えないという状態でしたが、
どうしてもお祝いが言いたかったのですね。

後で確認したところ、イザベルちゃんという茶髪の娘さんでした。

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カコの誕生日は、

何故かサンドイッチという選択で。ミルクよりは、料理になっている分、レベルアップしています。
そういえば、去年のプロスペルさんの誕生日もサンドイッチでしたね。

通りでおめでとうと声をかけてもらうことが多かったのですが、




スピカちゃんとはメギアの話題を、


スピカちゃんの旦那さんのリオネル君とは、今年の決勝戦について話しました。

話題の多い時期ですねｗ

ところで、スピカちゃんのプロフィールに羽マークがついてましたね。
密かに毎朝友人リストをチェックしていましたが、
今年結婚された方々は、来年には順調にお子さんが生まれるようです。

この日は


2か所で釣りをして、

デートは劇場に行きました。


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星祭りの日は公衆浴場に出かけることにしました。


あえて室内という選択ですが、

こういうのも悪くはないですよね。

今年はラナンの橋で、二人だけでソルのともしびを飛ばしました。

お互いに何を願ったのか、話さなくてもなんとなくわかるような気がしました。

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星祭りの翌日から、プロスペルさんがあの台詞を言わなくなりました。
もちろん、カコからも何も聞くことはありません。

ただいつものように話をして、


二人でお出かけをして、


子供の世話をして、


仕事もする。

そんな普通の日々がしばらく続きました。

[15回]