王族の人って、よく儀式中にウロウロしてるよね。

そんな祝賀会で始まった202年。

一年間住んだエルグ長邸宅ともお別れ。
新居はどこかな？とドキドキしながら帰宅コマンド実行！
もちろん、プロフィールは未チェックで。

あ、あれれ？


着いた場所はメイビ区1-1。
セイディちゃん・ジュリアン君の住むサジナ家は1-2。
O・TO・NA・RIですよっ！

かみさまありがとう！！即セーブしたｗ
ママのエルグ長就任はこの引越しのためだったのか！（なんてな）

前の晩、シーラルに行ったらどうしよう？((((;゜Д゜)))とビクビクしていたので、
この偶然には本当に救われた。


メイビ区に「ただいむ～」。ピンクの家は落ち着くなぁ。

そして成人の儀に出るため、王宮前へ再び移動。

ペリーヌさん、是非お仕事頑張って！もうママに負けないでね。

成人の儀は僕の希望通り、5人仲良く並んで。


そしてエルグ配属。志願書は持たず、運に任せてみた。

ヴァシリーさんの頭で見えないニエヴェスちゃん以外シーラに。
これで念願の「ジュリアン君と仕事帰りに一杯飲んで一緒に帰る」ができる。
ほんと、今年に入ってからついてる！僕どうにかなっちゃうんじゃないの？

ハツラツの花は

こんな花だった。はつらつしてるかな？
同じ色の花を咲かせるなんて、ジュリアン君、気が合うな！

ちなみに成人前後のみんなはこんな感じ。
ｼﾞｭﾘｱﾝ　 ｱﾘﾍﾞﾙﾄ　 ﾎﾞｰﾚｯﾄ　 ﾆｴｳﾞｪｽ　 ｸﾗｳｾﾞ

↓

ジュリアン君とボーレットちゃんの目つきが鋭くなったような。
僕の顔が左向きだったら、戦隊みたいにかっこよく並んだのになｗ

折角なので成人の儀の後は、ジュリアン君と一緒に帰って


セイディちゃんにご挨拶。

なんて幸せなんだーーー。

この後セイディちゃんの入学式を覗きに行ったら、新入生の男女比はなんと6:2。
とっても心配になったけど、セイディちゃんの学生生活はこれから。
3年間は隣のお兄さんとして普通に接するように心がけよう。
できれば頼れるお兄さんだと思ってもらえたら嬉しいな。

見た目そっくりな姉ちゃんズが並んで寝てた。


アップで見るとこんな感じ？

並べて見たらわかったけど、同じ顔じゃない！反転してるよ。正面顔の向きってわかりづらい。

グレース姉ちゃんとウラジミール君の交際は順調だし、こんな光景を見れるのも今のうちだろうな。

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とか考えながら眠りについた翌朝、
酒場の仕事を終えた母さんと仲良く話しながらウラジミール君がやってきた。

ウラジミール君、すっかり我が家に馴染んでいるな。

さて、今日からお仕事。
ちょっと遠回りしてシーラ・エルグに向かっていたら、ユリアーネちゃんがやってきて

僕をからかっていった。

彼女のことはすっかり諦めたつもりだったけど、
大人になった今、僕からは本気で好きだと伝えることができるようだ。

もちろん言わないけどね。彼女を困らせてしまうだけだから。
初恋は実らないもの、ってね。

なんて思いつつぼーっと歩いていたら、ユリアーネちゃんと同級生のマルゴちゃんから

いやほんとごめん。考えたこともなかった。

「みんなおともだち大作戦」なんてやってしまったけど、
女の子とは仲良くなりすぎない方がよかったのかもしれない。

気持ちを切り替えて、仕事始めだ。頑張って仕事しよう！

えー。

反対に張り切ってるのが母さん。

いや、母さんはボチボチでお願いします。

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3日。天使ウィンドウで、2代目国王ナイジェル様の国葬が知らされた。

僕が入学した199年に即位され、成人した今年亡くなられた。
「へいか～」って声をかけると気さくに答えてもらえたことを思い出す。

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4日。今日の天使ウィンドウは張り切っていた。
「王の寝所のセリアさんがご危篤です」
「昼から王の墓所で戴冠式があります」
「昼から花のアトリウムで結婚式があります」
「夕方から謁見の間で評議会があります」
「夜からシニア騎士杯の開会式があります」

こんなにたくさんのお知らせを見たのは初めてかもしれない。
セリアさんって、えーっと、ミーネ女王様の末娘…はタリアさん。
ってことは亡くなられたナイジェル様の王妃様。なんという仲良し夫婦。

ふらっと足が向いた花のアトリウムの前で、戴冠式前のフィル様に声をかけられる。

ナイジェル様と同じく、親しみやすいお方だな。

そのまま後をついて奥に入っていったら、新王妃様が外に出てこられたところだった。

あ、そうだった。結婚式もあるんだっけ。今日は4日だから、王家の方の結婚式だ。

長年浜でうろうろしていたコデルロスさんもついに年貢の納め時か？とか考えていたら、
後ろから声をかけられた。

！！！
ユリアーネちゃんの結婚式だったのか。


今年入学式を迎えた子を狙ってます、とはちょっと言いづらい。

戴冠式と結婚式は同時刻に開始だけど、

フィル様は結婚式への出席を優先したらしい。よかった。

この後、議員さんたちがローゼルさんの後ろにある扉からわらわら出てきてびっくりした。
挙式中なんだから、裏口でも使えばいいのに。

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6日。ボチボチ仕事にも慣れてきたので、ジュリアン君を飲みに誘ってみた。

それは承諾なのか、拒否なのか？

一応承諾らしい。

アリベルト君も誘ってカゾンの大顎亭へ。

現在のマスターは母さん。

なんだか変な感じ。

初めての酒場。人が多くてとってもにぎやか。
シーラ・エルグの人って働きすぎだと思っていたけど、こうやって疲れを取っているのか。
楽しい雰囲気だなーと思っていたら、夜になった途端に母さんが急に走って外に行ってしまった。

気になって後をつけてみた。

あっ！親友のリュシエンヌさんを見送りに行ったのか。
リュシエンヌさんは、確か父さんのお葬式で挨拶をしていた人。
なんと結婚式の時も挨拶してくれたそうで、
前に母さんが「あの時はライバルだったけど、今は戦友だ」って話してくれたっけ。

邪魔しないようにすぐにその場を離れて、酒場に戻ってジュリアン君に絡んでおいた。

喜んでもらえて何より。

酒場に戻ってきた母さんは、何事もなかったかのようにマスターの仕事をこなしていた。
翌日のお葬式には出席しなかった。夜、しっかりお別れしてきたということだろう。

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8日。昼に結婚式があるというので行ってみたら、だだだだだだだだっ！と一番前に。

新婦は姉ちゃん！？朝、普通に家を出て行ったのに。
母さんにも何も言ってなかったじゃないか。水臭いなー。

しかし他の人が壇上にこない。何故に？

ウラジミール君のお父さんも、うちの母さんもちゃんと出席しているのだが。

結婚式で挨拶できるのは異性の親だけ、ということに今更ながら気がついた。
親の挨拶がないのは少し寂しいけど、
新郎の親友＆新婦の弟として、しっかりとお祝いの言葉を述べることが出来たと思う。

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翌日の朝食。

父さんが座っていた席に、ついに僕が座ることに。
なにその魚の香草焼き攻め。3人じゃ食べきれないような気がするけど。

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10日。まっすぐ家に帰る気分じゃなかったので、例によってジュリアン君を飲みに誘った。

今日はやけに素直じゃないか。


こんな品を並べる母さんも母さんだが、注文するジュリアン君もどうかと思う。

今日は二人でよく飲んだ。
いい時間になったので帰ることにして店を出たら、変な方向に歩いていくジュリアン君。
そっちは家じゃないぞ？

ひゃっほーーーい！

一緒に草滑りなんて、子供の時にはやったことなかったのに
まさか大人になってからやることになろうとは。


楽しい夜だった。
けどジュリアン君、いむのえさはどうしたんだ？
病気になってなくて持ってもいないってことは、注文すっ飛ばされたのかな。

成人してから少しずつ印象が変わっていったけど、
今夜の出来事で、ジュリアン君の株が急騰。なんて面白い奴なんだ！
お隣さんになれて本当によかったーーーー。

[3回]